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December 23, 2005

猛烈に寒い!でも、しゃーわせな1時間。(12/22)

ares2


北欧飛行さんが教えて下さった Alessandro Glati の屋外ライブに行くことができた。
Ares Tavolazzi(b), Emanuele Manisalco(ds)のトリオ。
連日の残業。とどめの前夜は深夜4時まで会社にいたから、へいちゃらにフレックス。
「もう限界~」なんて言いながら。

現場は強烈なビル風で立つのも、やっとなくらいだ。
それでもスタッフから暖かいワイン、それからホカロンを貰いライブが始まった。

まずは、こんな凄いコンディションで演奏をした3人(+スタッフ)に感謝したい。
強く冷たい風だけでなく、ビュンビュンと言う音。
プレイヤーもスタッフも最適な音を創るのに相当苦労したようだ。
それにしても可哀相な3人、あまりの寒さで最初はとても演奏を楽しんでいるように見えなかった。

ars4
僕の目当ては、勿論陽気なAres。
演奏途中に度々、手を口に持っていく。相当寒いのだろう。
それから、時折両手を広げ、「参ったなあ」という表情。
初めは不機嫌で怖いくらいだった。
でも、終盤は笑顔もあったし、歌いながらのソロも素晴らしかった。(勿論、CDのように声は聞こえない)
ベースをかなり寝かせた状態で、座って弾いているのが特徴的。
・・・ジャズの人であれだけ、寝かせている人って少ないような気もする。
ピッチカートは終始指板の終端で、思ったとおり強靭。

ares1ars3


僕は、彼の演奏はボラーニ、ダンドレアとの共演しか聞いたことが無い。
それでも、10枚は聞いている。
「果たして、Alessandroの、どちらかというと内省的な音楽に合うのだろうか?」

・・・それが、素晴らしいくらいに、マッチしていた。
もともと、歌えすぎちゃって、しょうがないってくらいのベースなのだけれど、
ここでは、やや抑え気味、渋く哀愁味あふれる演奏をしてくれた。
ルバートテンポの、ややアブストクトな曲も、すんごくカッコよく、ちょっと意外だった。

後から聞くと、借り物のベース、PUはGomezの利用で有名なYamahiko、アンプはGallien krugerを使っていた。
コンデンサマイクも装着されていたけど、この天候で使うことが出来なかったようだ。
CDで聞くと、生っぽい音だけれど、この日の音はヴィトウスみたいな音。
Glatiの曲には、こんな音色の方が良いかも。

曲は、ワルツ、ルバートテンポのバラード、それからボサも。
(Aresの4ビート聞きたかったのだけど。。。ちょっと残念。)
北欧飛行さんも書かれていたけど、僕が分かったのはAndreって曲、1曲のみ。

Glatiと、Emanuele Manisalcoの演奏も良かった。(簡単すぎて、すまん)
Emanuele Manisalcoは、軽いタッチで、スカスカ系のdsであるけど、好きなタイプだなあ。

ステージが始まった時の第一印象は、
Aresは、「こんなんじゃ、やりたくないよ。ほんとに。」
Alessandroは「プロモーションなんだから、どんな状況でも、頑張るぞ。」
Emanueleは「なんか、無茶苦茶な天気で楽しいじゃん。」
こんなバラバラな雰囲気だったけれど、最後はガッチリ一体となった演奏。
CDのパレ・アースキンのトリオも良いけど、今回のトリオでもCDを聞きたい。

言葉では、上手く表現できないけれど、本当に凄い環境だったのだから!
あのコンディションの中での、あの演奏はすごい。
・・・決行したスタッフもすごい。
北欧飛行さんも言ってたけど、僕も室内で、ゆっくり聞きたかったなあ。

後悔しているのは、Alessandro、Aresの参加しているCDを忘れたこと。
サイン貰いたかったなあ。
Aresとは握手できたけど、終わったばかりなのに、もう手袋していた。
指は痛めなかったのだろうか?

あと、睡眠不足と重いリュック背負って聞いていたコンサートなので、限界だった。
もっと、色々聞きたいことあったのだけれど。。。(通訳してくれた、女性もいたし。)

Ares Tavolazziの違う一面を見つけたのは、よかったなあ。

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Comments

プロは大変ですよねえ。
マルコス・スザーノというブラジルのパーカッショニストが言っていたのですけれど、「俺たちプロは何でも出来ると思われているけど、それは違う。優秀なPAやスタッフがいなけりゃ何も出来ない。プロのレヴェルの演奏が出来ない。全てが揃って初めて可能になる高さの音楽のレヴェルなんだ。それが本当のプロってもんだ」。
とは言ってもやっぱりこういうところで仕事しなきゃいけないときもあるわけで、でも「プロなのに・・・・」と失望させてもいけないわけで、本当に大変です。
アレス・タヴォラッツィはアレアという有名なイタリアのプログレバンドにいたのはご存知ですか?
私はアレアの方を先に知っていたので、後にこういうアコジャズをやっていることが驚きでしたよ。
失礼します。

Posted by: オラシオ | December 23, 2005 at 07:37 PM

オラシオさん

こんばんは。
ほんとう、昨日は無謀とも言える企画だったと思います。
プロモーション大失敗の可能性だってあったわけですから。

アレスのその話は知ってるのですが、僕の持っている数枚のCDには居ません。Emanuele Cisiも在籍してたって話を聞いたことがあります。
この人も大好き。
ダンドレアも、どこかのプログレバンド居ましたよね。

興味深いっす。

Posted by: しぶちゃ | December 23, 2005 at 08:15 PM

お疲れさんでした。

また、おもしろそうな情報があればブログに載せますね!
個人的にも今回の来日情報を手に入れられたことは大ヒットでした。

Posted by: 北欧飛行 | December 23, 2005 at 08:51 PM

ダンドレアはPERIGEOってバンドにいたんですよ!
あのクラウディオ・ファゾーリも一緒です。
アレス、ずっとアレアのメンバーだったような気もしたんですが、違ったかな?
ええと、とりあえず初期の4枚ぐらいまではいたと思うのですが・・・・。
あと、マウロ・パガーニというPFMというバンドのヴァイオリニストの有名なソロアルバムがあって、そこにもアレスはアレアのメンバーとともに参加しています。
結構強烈なフレットレスプレイをかましてくれています。
お薦めです!
シシは、知らないですねえ・・・・。
失礼します。

Posted by: オラシオ | December 24, 2005 at 12:52 AM

北欧飛行さん>
また、何か面白い情報あったらお願いします。
僕も、低いアンテナですが、何かあったら書き込みます。

オラシオさん>
僕が持っているAreaはArbeit macht freiと、おそらく同時期のライブparigi-lisbonです。
前者のbはYan Patrick Erard Djivas、後者は記載無しでした。
PERIGEOは、そうそう、今回マルコのところに注文したばかりでした。おそらく、ダンドレアの居たプログレバンドかな?と思って。・・ああ、物忘れがひどい。

PFMも懐かしい名前です。中学・高校の時、友人から進めて、テープよく聞いてました。チョコレートなんたら?なんて、タイトルありませんでした???


Posted by: しぶちゃ | December 24, 2005 at 09:44 AM

差し出がましいようですが、しぶちゃさん、いつも働き過ぎのような気がします。どうかお体に気をつけてくださいね。
今回は良い演奏のライヴを聴けたようで、ラッキーでしたね。私もAres Tavolazziのベースなら聴きたかったです!田舎にはそんなアーティスト、絶対来ないですね~。羨ましいです。
それから、ライヴの時には、CDやサイン帳などお忘れなきよう。でも、残業でお疲れだったのでしかたなかったのですね。

Posted by: アーティチョーク | December 24, 2005 at 05:29 PM

アーティチョークさん

メーリークリスマス!
といいつつ、年賀状作ってるので、全然そんな感じしません。

ほんと、いいクリスマスプレゼントでした。
この前、アーティチョークさんにサイン帳見せて頂いて、僕も!と思ったのですが、このありさまです。
はあ。でも、握手できたから、いいや。

仕事しずぎなんて言うと、怒られちゃいます。
趣味できているから、全然大丈夫です。
そりゃ、30台前半みたいに連続徹夜は無理だけど。

それに、要領悪いので、残業は仕方ないんです。

今はBojanZ聞いてます。彼のライブも行きたかったなあ。

ではでは

Posted by: しぶちゃ | December 25, 2005 at 05:40 PM

そういえばBojan ZがJULIEN LOURAUと来日していたようですね。私、先日旅行先のCD屋さんでJULIEN LOURAU / FIRE &FORGET(LABEL BLEU)を買いました(未聴)。
ところで、Bojan ZがEUROPEAN JAZZ PRIZE 2005を受賞し、翌日のライヴではREMI VIGNOLO(b)、ARI HOENIG(ds)のトリオで演奏したそうです。で、2006年3月LABEL BLEUより新盤をリリース予定ということですが、もしこのメンバーならば凄い演奏になりそうだ!と期待しています。このニュース、LABEL BLEUのホームページに載ってます。

Posted by: アーティチョーク | December 27, 2005 at 09:15 PM

アーティチョークさん

バタバタしてて、自分のブログ見てませんでした。
いつも情報有難うございます。
Julienはどうでした?僕はThe riseを持ってますが、とても良いアルバムです。

Bojanの新譜も楽しみですねえ。

今日、DANIEL MILLEを探したのですが、横浜の量販店にはありませんでした。
次にCD屋行けるのは、仕事始まってかしらん?

早く聞きたいなあ。

ではでは。
繰り返しになっちゃうけど、良いお年を。

Posted by: しぶちゃ | December 30, 2005 at 08:03 PM

訂正です。Bojan Zの新譜情報はBojanのHPで見たんでした。ごめんなさい。

JULIEN LOURAU / FIRE AND FORGETをようやく聴きました。なかなか面白くて最後までじっくりと聴いてしまいました。
ジャズロックなのかと思えば、クラブミュージック(ハウスミュージック?)やドラムンベースみたいな部分もあったり、カリビアンやアフロキューバンのリズムも飛び出したりと予測のつかない面白さがあります。アコースティックとエレクトリックが融合した刺激的な音作りで、私より若い年代の人たちに受けそうです。込められているメッセージは戦争に関することのようですが。
これもそのうち記事にしようと思っています。

Posted by: アーティチョーク | January 14, 2006 at 04:10 PM

アーティチョークさん こんばんは。

JULIEN LOURAU。来日したときも、そんなサウンドだったかもしれませんね。

僕が持っているのは、The riseってやつですが、哀愁と情熱溢れるアコースチックなラテン、って感じ(なんのこっちゃ)で、とっても良いです。

もしかすると、こちらの方が、アーティチョークさん好みかもしれません。

Posted by: しぶちゃ | January 14, 2006 at 10:11 PM

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