« September 2005 | Main | November 2005 »

October 29, 2005

スタンコがやってきた(10/26)

Dscn3401

何度も当ブログで取り上げた、スタンコのライブの件ですが、充分堪能することが出来ました。
この素晴らしいコンサートを楽しむことが出来たことともに、
アーティチョークご夫妻にお会い出来たました。
Annaさん、プロモーターのHenk vonLeeven氏、ポーランド大使館、コンサート開催を後援した方々に感謝したいと思います。
アーティチョークご夫妻との会話、大作戦の遂行は、とても楽しいもので、
そのきっかけを作って下さったのはオラシオさん。
…貴方とも、どこかのライブでお会いしたいものです。
ありがとうございました。

このライブ、大学の後輩にも10年以上振りに会えたオマケも付き、本当に楽しい夜になりました。
以下、簡単な見聞録を。
肝心な曲目については…殆ど覚えてません。
帰宅途中、翌日の出張で余韻に浸るためCDを聞いていたら、ワケ分からなくなりました。
なお、書いていたら、バカみたいに長い文章、それもしょうがないものになってしまいました。
もし、最後まで、お付き合いして頂く方がいらしたら、お礼申し上げます。

<演奏が始まるまで>
Dscn3397

この日は午前中の会議で、午後はフレックスに。
スタンコとプロモーターのLeeuwen氏に和菓子のお土産を買い、一度帰宅。
アーティチョークさん同様、スタンコではなくLeeuwenさんに、オラシオさんのコンテンツを渡すつもりだったのだけど、家で仕事をするハメになり、作業出きなかった。

雨の中、イソイソと大使館に向かい、6:30くらいに到着。
会場は150人くらい?の椅子だけれど、殆どが埋まっていない。
一般席の最前列を確保することができた。

出足が鈍いなあと思っていたところに、アーティチョークご夫妻が、カータン顔の僕を見つけてくれた。
想像どおりのお洒落で素敵なカップルでした。
簡単に挨拶をしてると、脇をスルスルとカルテットの面々が。
ドキドキ気分で、開演を待っている間にお客さんは増え続け、地下にある開場の吹抜階段も一杯になっている。

<演奏が始まった!>
Leeuwenさんの姿スタンコカルテットの紹介、ライブの趣旨説明に引き続き、カルテットの登場。
スタンコは柔和な表情。Marcin Wasilewskiとお揃いのスキンヘッドスタンコ姿。
スタンコと言うと、帽子姿で苦虫を噛んだような顔が僕のイメージだけれど、あれはプロモ用の顔なのね。

演奏は7曲+アンコールの計8曲だった。(おそらく)
1曲目はピアノソロでのハウリングのトラブルがあり、冷やひやする場面もあったけれど、
その後はそれほどストレスなく演奏を聞くことができた。
会場は璧に布を掛け、簡単な吸音処置をしてあるだけだったので、PAのコントロールは難しかったのかも。
バンド全体のボリュームが上がると、ベースが埋没気味になるのは、少し残念だった。

Dscn3405
ヴィジュアル的には、直情径行型のMarcinをバンドメンバーが、優しくケアしながら、
音楽が出来あがっているような雰囲気だ。
ベースのSlawomir Kurkiewiczは、常にMarcinの反応を伺うように演奏をしているのが印象的。
スタンコがピアノソロの間、tpのメンテのため楽屋に戻る場面があったけれど、
足音を立てないよう、そっと歩く様、
それからハウリングにストレス一杯の表情のMarcinを気遣うスタンコは、ちょっと可笑しかった。
(そう見えただけかもしれません。)

演奏の方に戻るとMarcinを中心に完璧なサウンドを作るトリオに、スタンコは安心しきって、載っかっている。
トリオは終始アイコンタクトも取りながら演奏しているのだけれど、
スタンコはトラブルが無い限り、殆ど後ろを見ることが無い。
ワンホーン入りカルテットの理想的な形と思し、それが出来るこの4人はすごい。

Dscn3412
CDで聞けるように、Simple Acoustic Trioはスタンコの音楽に若々しさを与えていると思う。ただCDとは違うところもあった。
CDでは、トリオ単体の部分は、スタンコの音楽の延長とも思える部分があるのだけれど(スタンコが居なくても、スタンコが聞こえてくる。)、この日の演奏ではトリオ単体の魅力をもっと感じた。

ライブの後の飲み屋で、後輩も言っていたのだけれど、アイヒャーの嗜好・指向から外れた、
とてもアグレッシブな面も見ることが出来た。これは、とても貴重な経験だったと思う。
お前、何聞いてきたのと言われそうだけど、マッコイとエルビンの影を感じたくらい…
アンコールと中盤のミディアムファーストの4ビートは、とてもグルーヴィだった。
多分、ECMのCDでは、聞くことの出来ない演奏だと思う。

マイルスクインテットのトリオも、非常に繊細な部分から、荒々しいと言える部分も兼ね備えていた。
スタンコのバンドはテイストは違うけれど、ダイナミックレンジは、同等以上に広い。
これも、後輩と同意見なのだけれど、マイルスカルテット、キースのヨーロピアンカルッテトと、
肩を並べてしまっている、或は超えてしまっている…ってのは言いすぎかしら。

オラシオさんが、スタンコはマイルスを超えているって、ブログで書いていた覚えもあるけれど、
リスナー(私)の心を鷲づかみするメロディ、フレーズは唯一のものだと思う。
ライブでも感じたことだけれど、不安感・焦燥感⇔安堵感・幸福感の軸をこれほど、レンジ広く、うまく使っている、演奏家、作曲家は他にいないのでは?

各人の演奏については、僕の表現能力は、凄いの一言以上、言うことは出来ない。
Marcinは世界一と言ってしまおうかな。
①マイルスクインテットにハービー以外のピアニストが考えらないと同様に、スタンコバンドには、彼以外のピアニストは考えられない。②スタンコバンドは、絶対世界一だと思う。③だから、Marcinは世界一。
・・・そんな、まどろこっしい事言わなくても、ここ暫くは彼にハマりそうな雰囲気。
(ボラちゃん、レア、御免。)

演奏曲目については、冒頭に書いたように、殆ど覚えてない…(誰か、どこかで書いてくれるでしょう。)
唯一確実に覚えているのは、7曲目のSuspended variations II。
これは、あまりにもキャッチーなメロディなんで忘れるわけは無い。
1曲目は、Soul of things Var.IIIだったような気が。

それから中盤演奏されたカリプソナンバーは、Suspended variations XIIIだったのかしらん。
ベースとTpの二人のデュオから始まったこのナンバー、
中盤までMarcinとMichal Miskiewiczの二人は、それぞれ手でピアノ、ドラムスを叩いての参加。
音的にも、視覚的にも面白かった。
曲の配列は、テンポ感のある曲と、バラードが交互に。これは、ちと安易だなあと思ったりも。
やはり曲名が分からないのだけれど、バラードで倍転に、さらに倍転になる部分などもスリリング。

全部で1時間半ぐらいの演奏だったのだろうか。
普段だったら、もっと聞きたいと思うところだけれど、一生懸命聞きすぎて、お腹一杯に。

このバンド、オーストラリアのツアー後、お隣韓国でのライブが決定している。
もう一度、それも早い時期に見たい。

<レセプションパーティ>
Leeuwenさんの簡単なスピーチの後に、場内の椅子が片付けられ、立食形式のパーティが始まった。
Leeuwenさんはスピーチで、日本の音楽関係者にビジネス的な話も求めていたのだと、思う。
ライヴの後に、こんなパーティに参加するのは初めての経験。
アーティチョーク御夫妻と、「すごかったねえ。」とか「作戦どうしようか?」などと話していると、
大学サークルの後輩のS君が。彼は学生時代にガルバレクなんかも演奏していたのだけれど、会うのは15年ぶりくらい。

見回すと沢山の人の中に、カルテットの面々が。
ミーハーに、それぞれにサインを貰い、写真も一緒にとって貰った。
Marcinは(ワンコの名前みたい)は、つるんつるん肌の少年って感じで、女の子と楽しげに話し込んでいる。
後輩と、おっさん二人には興味ないよなあ。。と。

Dscn3404
ベースのSlawomirとは、ちょっと長めに話すことが出来た。
彼は4本指ともに使う、エクステンションフィンガリングで演奏してて、すげーなと思ったのだが、
掌を合わせると、やっぱり倍ぐらいあった。胸の厚さも、ぼくの倍ぐらい。
この日は、ピックアップはウイルソンを使っていた。
(近くで見たのだけれど、違うような気もした。)
コンデンサマイクが好みらしいけれど、ハウリングの関係でウィルソンを使ったとのこと。
生音も聞いてみたいけど、いい音なんだろうなあ。
ドラムのMichalからは、「君のCDはヨーロッパのだね。アメリカのは紙質が悪いんだ。」なんて話も。
Dscn3407Dscn3409


さて、アーティチョークさん御夫妻と、スタンコ御大の所に向かう。
二人ともそれぞれのプレゼントを渡したのだけれど、核心のオラシオさんのファイル。
・・・・なんだか、ずーすしく僕が説明してしまった。(心臓バッコンバッコン)
アーティチョークさんが、そのまま説明すれば、もっと上手く伝わったかもしれなかった。
ちょっと、反省。
(…この辺の経緯は、Tomasz本人に伝わるか分からないけれど、Annaさんにメールしようかと思ってます。)
Tomaszにも、無事サインを貰い、写真もとって、作戦終了。
その後、アーティチョーク御夫妻と、しばしの歓談。
夫婦で色々楽しまれている御様子。うらやましい限り…。自分は見習えるかな?

パーティは終わる素振りを見せないけれど、アーティチョーク御夫妻と挨拶をし、後輩と飲みに行くことにした。
後輩のS君とは、スタンコはじめヨーロッパジャズのコアな話を。
なかなか、こんな話は出来ないので楽しかった

===========================
これを書いてるのが3日目だけど、暫くはスタンコから抜けられそうもありません。

プロモーターのHenk von Leeuwen氏について、少しだけ書きます。
彼はAustralia Northern Europe Liaisons と何ともスマートな会社組織を主催しているのだけれど、
場所がオーストラリアなんです。僕は、最近までオーストリアって勘違いしてました。
オフィスの名前が少しフィットせず、不思議に思ってました。(よく見ろよって!)

オーストラリアに北欧の音楽を紹介。それから、オーストラリアの音楽を世界に発信。
ビジネス的なことは、分からないけれど、素敵な仕事ですね。

ご自身の仕事が上手くいくこと、それから日本にも良質な音楽をこれからも紹介して頂けることに
期待したいと思います。

| | Comments (8) | TrackBack (1)

October 23, 2005

BattagliaがECMから

BattagliaがECMから新譜を出したんですね。
ああ、また欲しいCDが。。。。

久しぶりにエレベ(オラシオさんと、お揃い)を引っ張り出したら、1弦のぺグが壊れちゃいました。
直してあげないと。
アクティブ回路も、壊れてるんだよな~。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

October 22, 2005

CD購入 '05 10/21

御茶ノ水近くの出張だったので、閉店間際のウニオンに。
Stanko, Gasrbarekの参加が話題のManu KatcheのECM盤がお目当て。
1)Simple Acoustioc trio /komeda (gowi)
2)manu katche / neighbourhood (ecm)
3)luciana souza / north and south (sunny side)
4)david linx / up close (label bleu)
5)glen moore / nude bass ascending (intuition)

4),5)は激安中古盤。4)の類は投売りされるのを良く見かけるけれど、5)はちとびっくり。

3)は、前から欲しかったSouzaのスタンダード集(オリジナルも含まれる)。
Hersch他3人のピアニストと、Scott Colley, Clarence Pennのリズム隊。
中古盤を待ち続けたのだけど、ぼんやり頭で、ついつい新品を買ってしまった。

イタリアからの通販品を全部聞いてないから、整理しながら聞かないと。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

ベース 10月中旬

<10/6 レストランでの演奏>
Sugi氏(ts)、みつこさん(p)とのトリオ。
今日はSugi氏の職場の方が沢山来てくれた。
何事にも控え目な彼のこと、自分から宣伝するわけはなく、嗅ぎつられてしまったよう。
でも、まんざらでも無いようで、いつもに増して格好いい演奏。

定番になっているbeatrice, moon alley, some other timeなんて曲の他、 珍しいところでruby my dearなどを。
rubyはとても久し振りだったけれど、なかなか胸キュンな演奏になったと思う。

3セット目はみつこさんとのduo。
kennyのeverybody's song but my own, monkのin walked bud、well you needn'tなどをチョイス。

マスターもお客さんも喜んでくれて、楽しい夜だった。

<10/8 リハ>
どくたあさんとのデュオ。
クラシック室内楽のサークルの発表会が11月にあるだけれど、そこで10分くらい、ジャズを演奏することに。
どくたあさんは、ヴァイオリンで4ユニットくらい出るらしい。
彼の素晴らしい演奏も聞けるので、それも楽しみ。
肝心の曲は、リハが1回きりのため、moon & sandとシューマンの子供の情景って、かなり安易なチョイス。

<10/19  レストランでの演奏>
昨月に引き継き、K子さん(p)とのデュオ。
チャレンジングだけど、楽しい夜だった。
1曲目はyou must believe in springのテーマをベースで。
全部ハイポジションで弾ききったものの、力みすぎてトホホな演奏だったかな…まあ、良い経験。

最終の3セットは、4曲だけだったけど、中々良かった。
suenos、 touch her lips and part、 esperanca、 cafe。

知っている人がいたら怒りそうな選曲。(ですよね。)
touch herは本家アースキントリオと同じくらいの僕にしては限界くらいなスローワルツで。
気分だけは、パレちゃん。

esperancaは、このユニットのテーマソングに?なんてずうずしく思ってたり。
この日も2回やったし、かなり慣れてきた。ああ、いい曲だ。

cafeはstefano battagliaのバージョン。
初めて聞いてから、いつかはやりたいと思っていたこの曲。夢がかなって、うれしかったなあ。
イントロからして、メロメロなんだ。
テーマのユニゾン(簡単だけど)、きれいにサウンドしたかしら。
(ダラポルタは、後テーマでは、指板ギリギリのとこでも弾いてるけど、それはコワクて、出来ず。。。)

他にもfor heaven 's sake、 dolphin dance、feel like makin' love、
to wisdom, the prize(joey calderazzoのバージョンで, Larry Willsの作曲)、
wilder(terje gewelt)、shinny stockingなど、お気に入りの曲ばかりを。

K子さんは、直前に音源を聞きながら、楽譜をどんどん書き加えたりしてる。
どんな、頭の構造?音楽的才能0の私には、全く想像できない。
トホホだけれど、技術的なアンバランスも強く感じた。
(比較するのが、大間違い!!ですけど。)

今まで、美メロの曲を演奏できれば、いいやと、ガサツに思ってたけれど、
もっと、きれいにサウンドしたいと、節に思った夜だった。

K子さんは年末まで忙しいため、次回は1月の予定。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 21, 2005

スタンコが来る!! その後(3)

スタンコの大使館でのライブ、招待状が届きました。

一昨日は、急の関西への出張、昨日はレストランで演奏、今日は終電まで仕事・・・
(私事ですみません)慌しかったので、もう気分的には諦めてました。
夕方に、嫁さんがメールで教えてくれました。

うれしかった。

ちょっとドキドキです。

思い切り、聞いてきますね。

| | Comments (8) | TrackBack (0)

October 16, 2005

トマシュへのメッセージ

先日の提案の件ですが、言い出しっぺでもありますので、書いてみました。
高校の時、グラマー5点(100点満点)の経験者ですので、ひんでー英語です。
PS以下は、以前書いたsuspended nightのインプレです。
これから、校正作業を(多分)します。
全文は長いので、前半部分のみを、オラシオさんの記事にコメントとして投稿します。

Dear Mr. Tomasz Stanko,

Welcome to Japan.
I love your music.
There are also many people who love your music.
We are looking forward to listening your quartet in front of us.
Maybe we’ll be able to find new and amazing things in your play.

I don’t know the object of this visit in detail.
But, I hope many people (especially dealing with music business) touch your spirit during the visit.
May we enjoy your live concert in Japan!

Best regards,
Shibu-cha  (It’s a posting name in Web. It means “bitter tea”.)

PS
I have a diary in Weblog, and sometimes write the impression of CDs.
I’ve write about “Suspended night” in this spring.
Unfortunately this is written in Japanese.
I’ll try to translate in English. (It’s very tough work for me.)

“Suspended night” --- indecisive, but so cool!

There are many important things in jazz playing.
Do you think indecisiveness is important?
Many players may exclude it, and they try to play with clear thinking.
Unfortunately, rarely we are irritated with indecisive way.

How about Mr.Stanko?
I love his music and play very much.
There are some keywords which explain his music.
Melancholy, darkness, quiet……
But, I think the indecisiveness is also important element in his music.
Please don’t misunderstand.
He plays very clearly. He chooses the notes, sound and articulation perfectly.
Although from other view point,
I feel he tries and repeats to explain his heart with different expression in the same tune.
Then he makes cloudy and humid air. But it’s attractive for me.
It seems as if he may talk to me,
“There are many unreasonable things in your life.
It’s very tough to choose good or right way. You need to repete trial and error.
Do not worry.”

I surely live with the way same as the words.
His music may be the mirror which reflects my heart.

In the new album “Suspended night”, you may find new charm.
There is fresh and young air.
You find he smiles sweetly with his band in inner jacket of the album.
In this album, I often feel his deep tenderness.
I hadn't noticed that side of his character before.
(There may be same spirit in previous CDs. But, I can not find it.)
May I enjoy same air in next album!

| | Comments (2) | TrackBack (0)

Egeaの変身?

ada_pieranunzi


8月に注文したCDがマルコのお店から届いたのが先週末。
少しづつ聞いているけれど、インプレを書きたくなるような良い盤ばかり。
その中でもヘビィローテーションであるのが、このCD。
買った中で特に良いと言うわけでもない。
一方で集中的に聞いているスタンコの音楽との対比を楽しんでいるのかもしれない。

相性に疑問を持ちながらも、興味津々のメンバー。
名盤Isolでの共演が思い出される、Bebo Ferra(g)とPaul McCandless(reeds)。
その二人にピエラヌンチと、おそらくイタリアでの人気は絶大であろうと想像される女性voのAda Montellanico が加わっている。
それとb、ds、曲によっては、ボラーニ、ミラバッシとも共演歴のあるarke string quartetが参加。

このCDでの主役は、もちろん?voとピアノの二人。
ピエラヌンチの美意識が全面に現れたアルバムだと思う。
カンッォーネが似合いそうな、こてこてなAda、これでもかと出てくるピエラヌンチ節。
そこに絡むarke string quartet、Bebo、Paul McCandlessが口休めのシャーベットのようだ。

ちょっと不思議。
主役二人の音は正直言うと苦手なのだけれど(ピエラヌンチは嫌いでないけれどゲップが出てしまう)、とても良い音楽だと思う。
聞いていて、とても幸せな気分になれる音楽。イタリアを感じさせる音楽。


タイトルにEgeaの変身?と書いた。
dsの採用が増えるなど、最近のEgeaの音楽の考え方が少し変ってきたような雰囲気がするが、
大きく異なるのが、ジャケットデザイン。
今までの統一感があった黒の額縁ジャケットのルールから、全く外れてしまっている。
音楽内容は良いとは言え、Egeaのスタイルから大きく異なるため、ジャケデザインも変えたのかも。

EGEAが新しいベクトルへ??ファンとしては、とっても複雑な気分。
僕としては、室内楽、クラシック、ジャズ、未来、古典が混在した、独特な雰囲気を維持してもらいたい。
レーベルの独自性を主張するためにも、新規な路線には目を向けてもらいたくない。
最近、外国レーベルのディストリビューターも始めたみたい。ビジネスだもんね。しょうがないか。)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 12, 2005

ここに来て下さる方へ。。。お知恵拝借。(スタンコ来日)

昨晩Anna Stankoさんからメールが届きました。全文載せます。
僕のほんの軽いメールが発端だったのですが、まだ舞い上がる気持は、中々抑えられません。
もしかすると、招待されている方も沢山いて、僕は、はしゃぎすぎなのかも。

Dear 〇〇,
Unfortunately I am not coming, but I am happy your happiness.
Please don't forget to spread a good spirit around Stanko's music in Japan.

All the best,
Anna

>On Oct 8, 2005, at 1:06 AM, ???? wrote:
>Dear Mr. △△ and Ms Anna Stanko

>I've just found your e-mail in my mail box.
>I'm very happy and thank you for your kindness.
>I also looked forward to meet you!
>Anna, Will you come together?
>My address is shown below,
>Sincerely yours,

*Mr.△△はプロモーター氏です。Annaさんのお名前を出したのも、
あまり良くなかったかなと、少し思っています。(今更ながら)

Annaさんのメールを読むと、正式なライブ公演まで、まだ距離があるのかなと感じています。
この前書いたようにファンとしては待つしかないような気がします。

でも、彼女が言うように、Stankoの音楽を、それを纏うgood spritを、
もっと広く知ってもらいたいなと思うのですが、いい方法は無いでしょうか?

僕自身、StankoはArild Andersenとのトリオ(ds失念)を持っていただけで、
正直、馴染めなかったのですが、友人にfrom the green hillを聞いて、とても好きになってしまいました。
数年前の話ですが。

やっぱり、ジャズファンの中でも、聞かずに、「なんとなく、どうかな?」と思っている人も多いかもしれません。
彼のWebサイトは二つあります。前者では音源は勿論、彼の音楽とマッチしたアニメもあります。
興味がある方は是非ご覧下さい。
 http://www.tomaszstanko.com/fullscreen_en.html
 http://www.stanko.polishjazz.com/

・・・と、閲覧者が少ない、辺境のブログで言ってもなあ。
でも、興味ある方は是非是非。
そらから、これを見たブロガーの皆様、トマシュのHPを宣伝して下さいな。

他にも何かできること、ないかな。

出来ることを考えたのですが…

アーティチョークさんがオラシオさんに手紙を書くよう提案しています。
ここに来て下さるトマシュのファン、それから大使館でのライブに行かれる方…皆でメッセージを書きません?
知人には、しぶ茶! 相変わらずガキの発想だな、などと言われそうですが、僕にはその位しか思いつきません。

方法としては、オラシオさん、アーティチョークさんが、その話題について話されていますが。。。
オラシオさんが書かれる記事のコメントに、皆で寄せ書きのように付けていくとか。
とても、安易でしょうか?
もちろん、私の所にコメントとして書かれても良いと思います。
でも、一箇所にあった方が、良いですよね。どうですか、オラシオさん?

まとまったものを、当日トマシュまたは、プロモーター氏に渡す。
Annaさんにも、オラシオさんのブログをお教えする。

そんなことを、出張中のバスの中で考えていました。
僕も何かメッセージ書いてみたいと思います。
とりとめの無い記事になってしまいました。
それから、なんだか、オラシオさん、アーティチョークさんへの私信みたいになってしまいました。

皆さんも、何か良いお知恵があったら、教えて下さい。

| | Comments (3) | TrackBack (1)

October 10, 2005

Simple acoustic trio/ trio

simpl_a_t
アーティチョークさんがオラシオさんのところで、こんな難しい名前ばかりなのにSimple…なんてね、と書いていた。
…読めない。読めなければ覚えられないよね。
僕も、壁に貼って覚えないと。
Simple acoustic trioのTrioというこの作品、インプレを書こうかな、なんて思ってたら、今回のトマスのライブの件。

半分くらい電車の中で書いたやつに、手を加えて纏めてしまおう。

================================
Simple acoustic trio
人気の高い(と僕は思っている)Tomsz Stankoカルテットのリズム隊だ。
名前は聞いていたけれど、Tomaszのリズム隊だなんて暫く気が付かなかった。
Tomaszが名付け親なのかしらん。

このアルバム、音を聞くと、当たり前!と言われそうだけれど、TomaszのいないStankoカルテットと言う印象。
ぼっと聞いていると、そろそろTomaszが現れるような気もしてくる。
Tomaszもこのトリオも、お互いの影響は相当なものに違いない。

TomaszがSimple acoustic trioと組むようになって、彼の音楽は変わってきたと思う。
以前は…安定した雰囲気の中に、時折Tomaszが得体のしれない不安感、焦燥感を吹きこんで、
その混ざり具合(上手く混ざったり、混ざらなかったり)をTomaszが楽しんでいたような気もする。
今の彼のバンドには不調和の部分は、それほど感じられず、シニカルな部分も幾分薄まったと思う。
…その傾向は、Soul of things よりSuspended nightに強い。

前にも書いたけれど、Suspended nightのジャケには、若者に混じった照れ笑いのTomaszの顔が。
やっぱり、若い純粋な気持ちに染まったのかもしれない。

で、このアルバムに戻ると、フリーなインプロの曲と、しっかりした構成の曲が混じっている。

僕は1曲目、出だしのブラシに乗るピアノの深い和音、それにまとわり付くベースで参ってしまった。
初めて聞いた時は、昼ご飯食べながらだったのだけれど、
こりゃ生半可な気持ちで聞けないと、始めの30秒くらいで、聞くのを止めてしまった。

1曲目は、完全なインプロと思う(思いたい)のだけれど、この美しい調和は、なんなんだろう。
とても、湿っぽい感じ(でも快い。潤いって言うのが正確?)がするよね。
きっちりした構成の中でも、美しい調和を持続することは難しいと思うのだけれど、
この人たちは、それを普通に出来るのかな?

彼らの楽器の上手さは、かっこいい、渋い、変った・・・フレーズを連発することでなく、
オラシオさんも言っていたけれど、如何に美音を発生するか、なんだろうな。
美しい空間の具現者(ときには、ネジれた音楽もするけれど)であるTomaszとの共通性は、そこだと思う。

僕は、このアルバムでは、ビート感がある程度はっきりした曲が好き。
ゆったりとしたHyperballadと言うBjorkの曲、4曲目、8曲目のダンサブルなK.T.C、Sister’s songと言う曲。

本当に20代なのと思う演奏ばかりだけれど、こんな曲では、
若々しさ、それからおそらくTomaszみたいなオッさんには表現できない純なやるせなさが、現れている。
(Suspended nightでも、3曲目IIが、そんな若々しい雰囲気が現れている。)

5曲目のPlaza Realはショーターの作品。Processionに入ってた曲だけど、こんな美しかったかしらん?

ジャズって、相手を鼓舞して煽りながら盛り上がるような側面ってあるのだけれど、
彼らの場合は、一人が突出するわけでなく、じわじわって、その場に適応していく、
それも、とても美しい方向に向かって。…そんな感じがする。

いったいこれから、どんなミュージシャンに成長していくのかしら。

ちょっと、暫くはスタンコ漬け(茄子の漬物ではないよ)になるつもり。
大好きなSuspended Night, From the green hillを中心に、Soul of things, Litaniaあたりを。
若いMarcin(マルチンって、何だか小動物みたいで可愛い名前)達が参加してるBalladyna、
dsのミハウ以外の4人が参加しているManu Katcheの“Nightbournhood”も入手して聞きたい。

。。。書き終わって、アーティチョークさんのブログ読みましたけれど、結構似た感想かもね。
唸り声に関しては同感。でも、結構かっこいいって、思ってました。

======================

Simple acoustic trio / trio (ECM)
Marcin Wasilewski(p), Slawomir Kurkiewicz(b), Michal Miskirwicz(ds)
2004 3月録音

| | Comments (5) | TrackBack (1)

October 08, 2005

スタンコが来る!! その後(2)

Tomasz Stankoの来日に関して、本人に問い合わせメールをしたこと、
その後、Ms. Anna Stankoより返事を頂いたことを以前書きました。(

アーティチョークさんがポーランド大使館からライブに招待された記事を書かれてましたが、
今朝、僕のところにも、招待メールが届きました。
(正確には、招待するので住所等を知らせろというモノでしたが。)

アーティチョークさん以上に舞い上がってしまってるのですが、
ほんの少しTomaszの来日について、書きたいなと思ったことがあります。

前回載せたAnnaさんからのメールにあるように、
このライブは来年のツアーのプロモーションが目的であるようです。
Tomaszらは、日本でのライブを実現するために、夏ごろは色々な検討をしているようでした。

何か情報があったら教えて頂戴とのことだったので、
日本のプロモーター、ホール、応援してくれそうなCD屋さんなどの情報(大抵は連絡先)
を調べて、Annaさんに知らせました。
僕自身も、この方達にメールを送り、幾人からは、ご丁寧な返事を頂きました。

その時知ったのは、
僕達リスナーは、簡単にCDで音楽を聞き、来日するミュージシャンが来れば、気軽に見に行く。
でも、その裏側には、色んな人が居て、ビジネスとして、様々な事柄が廻っている。
・・・・当たり前な話なんだけれど。

僕はTomaszみたいな、ECMを代表するアーティストだったら、
本人がその気になるだけで、来日できちゃう、なんて思ってました。・・・甘いですね。

昨年、ボラ・ラヴァの橋本公演を見て、ガラガラな状況に、もったいなあ、
なんて軽く思ってましたが、興行的には、おそらく完全な失敗。
・・・関与した人たちは、どんな風に感じたでしょうか。

一方、ヨーロッパのピアノトリオを特集的に組んだ、ライブもありました。
素人目には、ビジネス的にも成功したライブに見えます。

海外を見ると、面白そうなライブが一杯。
もちろん、ミュージシャン自身の拠点に近いと言う利点もあります。

日本でも、あらら、こんなの見れちゃうのって、ライブもあります。
ラバ・ボラがそうですし、それより少し前に見たD.D. Jacksonのライブなんてのがそう。
行けなかったけれど、Atomicのライブも最近ありました。

日本人は、他の国と比較してもジャズに熱心と言われるし、そこそこお金がある人も居る。
一体、どんな条件が揃うと、日本でライブは催されるのでしょうか?
日本人はCDは買うけれど、ライブには行かないのかしら?

長くなってしまったけれど、今回のTomaszの来日の目的はプロモーションとのこと。
望ましくは、既に良い結果が出ているように。
もし、まだだったら、今回の来日が良い結果に繋がるように。
そんな風に願ってます。

来年は、Tomasz、それから色んな人達のライブを見たいですね。

追伸:
 僕も、大使館にラブレターを送りましたが、ふられたようです。
 その代わり、Annaさん経由で、Tomaszのプロモーター氏から招待する、と言うメールが来ました。
 まだ、半信半疑です。役に立たなかったと思うけれど、幾つか情報送ったからかな。
 多分そのお礼だと思います。ああ、いいことって、あるんだなあ。めちゃ、うれしいです。
 ホールの仕様なんては、多少参考になったかしらん?

 もちろん、招待が実現したら、ファンとしての意見を熱く関係者に語りたいと思います。

| | Comments (7) | TrackBack (1)

October 05, 2005

【TB企画】ブログの目的

私のお気に入り、オラシオさんと、アーティチョークさんが
ご自身のブログについて、書いていた。僕も、このTB企画に参加!


1. ブログを始めた理由
 一番初めは、暇潰し。
 無料だったし、オンラインの説明を見ながら、それなりの形に仕上る。
 なるほど、これは流行るな、と思った。
 友達がしているのを見て、楽しそうと感じたことも一つ。

 続けようとしたのは、音楽に対する気持ちを、特定、不特定問わず、
 色々な方に、発信してみたかったこと。

2 第2の目的
 後付けであるけど、cdをもっと深く聞くであろうと思った。
 持っているcdの中には、素晴らしい内容でも、中途半端に聞いているものもあるから。

 また、下手な文章を、少しは上達させたいとも思った。(発信したいなんて言っているし。)

3. その結果私のブログは… 
 多くの人と同じと思うけれど、
 記事を書くこと、色々なブログを訪問することは、生活の一部分となっている。

 訪問して下さる方、訪問先の方との交わりは楽しい。
 生活の潤いになっているのは間違い無いのだけれど、他のこととのバランスが難しい。
 朝は楽器練習の時間に決めてるのに、おきにいりブログ訪問の誘惑に負けることもしばしば。

 それからアーティチョークさんがおっしゃっることと少し似ているのだけど、
 単に楽しむためでなく、ブログのネタ探しのために、音楽を聞いていることも。
 時には新しい発見もあるのだけど。・・・ちょっと、いかんな。

 この辺が反省点。

<おまけ>
①自分の名前:
 胸キュンなんだけど、渋いんだぞ、と考えて思いついたのが、渋茶。
 田舎が静岡であることもあって、お茶は好き。ちょっと温めで、濃く渋く。
 胸キュンらしく、しぶ茶と平仮名を使ってみた。

②URL
 cat pawsはfred hershの曲名。(正しくはCat's paws)
犬猫の肉球フェチの私には気になる曲名。
ちょっと調べてみると、微風なんて素敵な意味も。
ロープの結び方で、猫足結びってのもあるらしい。
どこかで使いたくて、見つけた場所がここ。

| | Comments (2) | TrackBack (2)

ベース 9月下旬~ 10月上旬

<9/24 バンドリハ>
さっちゃん(vo)、kennyさん(p)とのトリオのリハ。
夏は3人の都合が合わず、久し振りの音出し。ivan linsのlove danceなどを。

<9/24 カラオケバーでの演奏>
春に一回あった カラオケバーでの演奏をもう一度。
メンバーはtsのo君、pのk君。
お客さんは普段ジャズを聞かない人ばかりなので、全部スタンダードからのチョイス。
若く力強くブローするo君に、負けじと弾いたので、2,3日は肩からてのひらまで痛かった。
心配していた台風もそれたし、結構楽しい演奏だった。ちょっと若返った気分に。

<9/27 レストランでの演奏>
さっちゃん(vo)、kennyさん(p)とのトリオの演奏。
なんとも、駄目な1日だった。朝は財布を忘れ、仕事を終えて乗った電車は逆方向。
演奏の時は違う楽譜を見ているし…
はあ…
風邪?先日の演奏の疲れ?

<9/28 小島のり子さんのライブ>
こじのりさんこと、フルートの 小島のり子さんのライブ。
…ちょうど出張先がライブハウスの近所だったので、覗いてみた。
bの渋谷盛良さん, gの天野丘さんのトリオがお気に入りなのだけれど、
この日は中島薫さん(p)、松永稔さん(b)のトリオ。

のりさんのフルートはいいなあ。

<10/2 レッスン>
クラシックは次回からシマンドル2と並行してprogressive etudeって教本も使うことに。
…ネットで買えるかな?
今日のお題はスタッカートが沢山出てくるけれど、重い…
師匠はポッ!ポン!って感じだけれど、僕が弾くとボタ.ボタって音。

ジャズの方は、ラテンのベースラインを。ミッシェルカミロの曲。

ゆったり感がなく(シンコペーションの連続で、胃痛が…)、もっと練習することに。
ベースじゃ無くパーカスと思えとのこと。ああ、パキパキ、ブリブリなベースを弾きたい。
ちょっと練習量が減ってきた今日この頃。45分/日目標で、立て直さないと。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 01, 2005

甘酸っぱい 3 Maria, Danilo, EnzoのJoniカバー集

so_right

繰り返しになるけれど、このアルバムに出会ったのは、ウニオンのレジに並んでいる時。
ピンクの綺麗なジャケットとともに、3人の名前が目に飛びこんできた。(一応Romanoもね。)
イタリアのピアノトリオDoctor3のDanilo Rea(p), Enzo Pietropali(b),
それから、女性voのMria Pia De Vitoだ。

すぐ頭に浮かんだのはJoni Mitchell。
この3人は昨年Joniをtributeするライブをやっている。
偶然、その記事を見つけたのだけれど、チンプンカンプン。
こんなライブ、日本で実現するわけもなく、僕としてはアルバムの発表を期待するしかなかった。
…まさかそれが、叶うなんてね!!

Maria Pia De Vito はイタリアを代表する歌姫。
超絶技巧、ボーダーレスな歌手
…John Taylor, Ralph Townerのオリジナル曲もへいちゃらで、歌っちゃう
であるから、Joniと関連付けることは難しいかも。

彼女が歌うポップスを存分に聞くことが出来るアルバムもある。
随分前にも触れた、Enzoのリーダーアルバムstolen songsがそれ。

Joniの珠玉の名曲ameliaで、始まるこのアルバム。
Stolen songsと同様、Mariaのリラックスした地声中心のヴォーカルを聞くことが出来る。
もちろん、超絶な(それほどエグく無い)スキャットや口パーカス?も。

Mariaは上手くても、ちょっと…と思う人もいるかもしれない。
そんな人でも彼女の歌がすっと気にいってくれると思う。
程良く柔らくfat、繊細さも兼ね備えている。Joniの曲にも良くマッチしている。彼女のジャズアルバムでは、力強さ、尖った部分が目立つけれど、それと違う魅力。

Joniのオリジナルだけでなく Maria, Dainilo, Enzoの作曲も数曲含まれて、それにがバランス良く配されている。
ジャズワルツであったり環境音楽的であったり、joniも曲も4ビートであったり、オリジナルに近かったり。

期待どおりDanilo Reaのピアノはとても魅力的。
Doctor3のように、ハメをはずすことはなく…
彼のピアノって、やっぱり甘酸っぱい。ピエラヌンチのように粘り気もあるけれど、僕は嫌味に感じない。

僕の勝手な想像だけれど、Daniloは自分の甘酸っぱいところ、ねばっこいところを、ちょっと恥じらいを持っているのでは?
その恥じらいが、ハメ外しにつながたり、逆にもっと甘酸っぱさの種になっているのかも。
きっと、とてもシャイな人だと思う。(ファンの勝手な想像。)

Enzoのベースもワンパターンと言ってしまえばおしまいだけれど、この音楽に、とてもマッチしている。
DaniloのピアノにはEnzoのベースが一番合うと思う。
ピックアップなどのセッティングを変えたのか、いつもより生に近い音だ。
いつも、少し嫌味に聞こえるベースの音も、弦のかすれなど自然で良い感じ。
Enzoは音色の点で減点大だったけれど、これだったら良いなあ。

どの曲も甲乙つけがたいけれど、Joniの曲では逃避行のAmelia、初期の名曲Riverが、とても良かった。
Riverはクリスマスソングの好きなDaniloとEnzoらしい選曲。
せつない歌詞を思い浮かべると、胸キュン度も非常に高まってしまう。
コーダにEnzoがつまびくジングルベルが、これまたせつない。
それから4ビートで演奏されるGod must be a boogie man(ミンガスに捧げた曲)、A case of youも良いなあ。
God…では男性陣の情けないコーラスも、可愛いらしい。

オリジナルの曲については、歌詞だけでなく全て譜面がついているのが魅力的。
So right, Since your love diedと言う2曲のワルツが特に僕は好き。
特にスローな後者は胸がしめつけられるくらいの美しさ。(ちょっと大げさかも)

あ..ロマーノのこと一言も触れてなかった。
ジャケットを見て分かるよう.に、相変わらず渋いおっちゃん。
ゲストといいながら、殆ど全曲参加。
2曲目では、なかなか可愛いシンバルワークを聞かせてくれる。

so_right2jpg

おまけに、ジャケを広げた写真を。
Mariaは神経質な顔しか見たことなかったけれど、とても良い表情。
男3人も。なんで、皆スキンヘッドなんだろね。。。。Daniloは毛が生えてきたけど。
ボラもスキンヘッドにしたら、世の中終わりだ。そしたら、真似しよう。

追伸
ノーマのHPを見ると、ノーマとマリアが共演するライブなんてあるんだよなあ。
ああ、見たいな。

===========================
Mria Pia De Vito, Danilo Rea, Enzo Pietropali / So right (cam jazz)
Mria Pia De Vito(vo), Danilo Rea(p), Enzo Pietropali(b), Aldo Romano(ds)
2005年3月録音

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« September 2005 | Main | November 2005 »