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October 01, 2005

甘酸っぱい 3 Maria, Danilo, EnzoのJoniカバー集

so_right

繰り返しになるけれど、このアルバムに出会ったのは、ウニオンのレジに並んでいる時。
ピンクの綺麗なジャケットとともに、3人の名前が目に飛びこんできた。(一応Romanoもね。)
イタリアのピアノトリオDoctor3のDanilo Rea(p), Enzo Pietropali(b),
それから、女性voのMria Pia De Vitoだ。

すぐ頭に浮かんだのはJoni Mitchell。
この3人は昨年Joniをtributeするライブをやっている。
偶然、その記事を見つけたのだけれど、チンプンカンプン。
こんなライブ、日本で実現するわけもなく、僕としてはアルバムの発表を期待するしかなかった。
…まさかそれが、叶うなんてね!!

Maria Pia De Vito はイタリアを代表する歌姫。
超絶技巧、ボーダーレスな歌手
…John Taylor, Ralph Townerのオリジナル曲もへいちゃらで、歌っちゃう
であるから、Joniと関連付けることは難しいかも。

彼女が歌うポップスを存分に聞くことが出来るアルバムもある。
随分前にも触れた、Enzoのリーダーアルバムstolen songsがそれ。

Joniの珠玉の名曲ameliaで、始まるこのアルバム。
Stolen songsと同様、Mariaのリラックスした地声中心のヴォーカルを聞くことが出来る。
もちろん、超絶な(それほどエグく無い)スキャットや口パーカス?も。

Mariaは上手くても、ちょっと…と思う人もいるかもしれない。
そんな人でも彼女の歌がすっと気にいってくれると思う。
程良く柔らくfat、繊細さも兼ね備えている。Joniの曲にも良くマッチしている。彼女のジャズアルバムでは、力強さ、尖った部分が目立つけれど、それと違う魅力。

Joniのオリジナルだけでなく Maria, Dainilo, Enzoの作曲も数曲含まれて、それにがバランス良く配されている。
ジャズワルツであったり環境音楽的であったり、joniも曲も4ビートであったり、オリジナルに近かったり。

期待どおりDanilo Reaのピアノはとても魅力的。
Doctor3のように、ハメをはずすことはなく…
彼のピアノって、やっぱり甘酸っぱい。ピエラヌンチのように粘り気もあるけれど、僕は嫌味に感じない。

僕の勝手な想像だけれど、Daniloは自分の甘酸っぱいところ、ねばっこいところを、ちょっと恥じらいを持っているのでは?
その恥じらいが、ハメ外しにつながたり、逆にもっと甘酸っぱさの種になっているのかも。
きっと、とてもシャイな人だと思う。(ファンの勝手な想像。)

Enzoのベースもワンパターンと言ってしまえばおしまいだけれど、この音楽に、とてもマッチしている。
DaniloのピアノにはEnzoのベースが一番合うと思う。
ピックアップなどのセッティングを変えたのか、いつもより生に近い音だ。
いつも、少し嫌味に聞こえるベースの音も、弦のかすれなど自然で良い感じ。
Enzoは音色の点で減点大だったけれど、これだったら良いなあ。

どの曲も甲乙つけがたいけれど、Joniの曲では逃避行のAmelia、初期の名曲Riverが、とても良かった。
Riverはクリスマスソングの好きなDaniloとEnzoらしい選曲。
せつない歌詞を思い浮かべると、胸キュン度も非常に高まってしまう。
コーダにEnzoがつまびくジングルベルが、これまたせつない。
それから4ビートで演奏されるGod must be a boogie man(ミンガスに捧げた曲)、A case of youも良いなあ。
God…では男性陣の情けないコーラスも、可愛いらしい。

オリジナルの曲については、歌詞だけでなく全て譜面がついているのが魅力的。
So right, Since your love diedと言う2曲のワルツが特に僕は好き。
特にスローな後者は胸がしめつけられるくらいの美しさ。(ちょっと大げさかも)

あ..ロマーノのこと一言も触れてなかった。
ジャケットを見て分かるよう.に、相変わらず渋いおっちゃん。
ゲストといいながら、殆ど全曲参加。
2曲目では、なかなか可愛いシンバルワークを聞かせてくれる。

so_right2jpg

おまけに、ジャケを広げた写真を。
Mariaは神経質な顔しか見たことなかったけれど、とても良い表情。
男3人も。なんで、皆スキンヘッドなんだろね。。。。Daniloは毛が生えてきたけど。
ボラもスキンヘッドにしたら、世の中終わりだ。そしたら、真似しよう。

追伸
ノーマのHPを見ると、ノーマとマリアが共演するライブなんてあるんだよなあ。
ああ、見たいな。

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Mria Pia De Vito, Danilo Rea, Enzo Pietropali / So right (cam jazz)
Mria Pia De Vito(vo), Danilo Rea(p), Enzo Pietropali(b), Aldo Romano(ds)
2005年3月録音

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