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August 23, 2005

久し振りに聞くデュオアルバム2枚

up__downnight__city
Charlie Haden /Night and the city (Verve)
Milcho Leviv/ up & down (M・A Recording)
前者はCharlieとKenny Barronの人気盤。後者はMilchoとDave Hollandの渋い?アルバム。
共に聞くのは1年以上振り。

Charlieは一頃の僕のアイドルだったのだけれど、
ゆったりした音選びの影に、とても神経質なものが感じられるようになった。
変なもので、とても優しく聞こえていた音楽が素直に入ってこなくなる。

一方のDave Holland。妥協を許さない演奏スタイルが鼻について、どちらかと言うと苦手なタイプ。
当然?このアルバムもデュオアルバムだから買ったのだけれど、殆ど聞かないで、放ったらかしだった。

今回は、聞きたいアルバムが無い為、たまたま選んだのがup & down。
それがあまりに良いのに驚き、次に聞きたくなったのがnight and city だった。

音楽は先入観で聞いてはいけないと言うのが1つ。
あまり細部にこだわって、嫌いなところを探し出すような聞き方も良くないなと言うのがもう一つ。
今さらだが、当然なことを感じた2枚だ。

Charlieの神経質な部分は、たまたま自分の同様なところと、シンクロして強く感じたのかもしれない。
(普段はB型丸出しですが)
優しいところ、ナイーブな部分、エキセントリックな部分(書き方が悪い?)、色々なところが複合されて、
それから、その日の彼の気持ち、環境が複合されて、彼の音楽が作られるのだから、
1点だけを注視するのは、バカみたいなものかもしれない。
このアルバムでも、Charlieのソロは僕としては、あれって、ところもあるけれど、
絶妙なバッキングはとても堪らない。全体でみれば、やっぱり、いい音楽と思う。

もし、リスナー(私)の気分が合わなければ、どうして?なんて思わないで、
その場は聞くのを止めるのが一番だ。きっと。

一方のDaveとMilcho 。
Daveの鬼のようなプレイもスリリングだけれど、
僕はユーモラスなスローブルース(テーマがチャーミング)のup & down, 静かなワルツCavatinaに、惹かれた。
鼻につく演奏??全然、そんなんじゃなかった。
ちょっと、素直に聞かないとなあ。
もちろん、高速4ビートなんかは、すかしてるなあ、って感じはするけれど。

いずれにしろ、duoっていう演奏形態。好きだ。
もっと、色んな良い演奏を探したい。

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Comments

しぶちゃさん、ご無沙汰しております!
コミック・バトン、引き継いで下さってありがとうございました!
私も実はこのレヴィエフとのデュオを聴くまではホランド苦手でした。
チックとのサークルは凄いテクだな、とびっくりしましたが、でも好きにはなれませんでした。
でもこのデュオは凄い!ですよね。
こんなに歌うベースソロをとれる人、他にはあまり知りません。
このコンビには一年前にやはり日本で録音した『ジ・オラクル』があるんですよ。
個人的にはこちらの方が名盤。
何と言っても冒頭2曲が素晴らし過ぎるのです。
そう言えばこのライヴ、録音も凄くいいですよね。
オーディオマニアがチェックに使うらしいですよ。
というわけでTBさせていただきました!
ホランドの名演、ハンク・ジョーンズ、ビリー・ヒギンズとの『ジ・オラクル』というのもありますよ。
こちらも3人とも凄い名演。
あ、そう言えばレヴィエフとチャーリー・ヘイデンのデュオアルバムもあるんですよ。
失礼します。

Posted by: オラシオ | August 24, 2005 03:29 a.m.

オラシオさん
夏休みだったので、返事が遅れました。
アップ&ダウンはオラシオさんの記事を読んで、聞きなおしてみようかな、って思ってた盤です。

そう言えば、僕の周りのベース弾く人達、ホランドのこと、凄い!とは言いつつ、好きだって言う人知りません。
ちょっと、完璧すぎるところありますよね。

彼のベースライン聞いてると、機械で一定間隔、一定深さで、カンカンとパイルを打ち込んでいる様子が頭に浮かんでしまいます。
僕は、マイルスバンドでエレベを弾いてるのが、一番好きかも。

一方のレヴィエフさんは、今回色々聞いてみたいと思ったところです。もう1枚のオラクルも是非聞いてみたいです。
相性から言うと、ヘイデンよりホランドの方が良いような気がしますね。

色々、ご紹介有難うございました。

Posted by: しぶちゃ | August 28, 2005 12:32 p.m.

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