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June 30, 2005

Maria Pia Devito/ Verso

verso
記事を書く前に私信(?)
lysisさん、Mercedesさん、コメント有難うございます。
朝のバタバタで、昨日Palmで書いた記事貼り付けてます。
今からベースを練習したいので、夜お返事を書きますね。
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イタリアの技巧派i歌手MariaがJohn TaylorとRalph Townerと組んだ作品。
mariaは地中海だけでなく、中近東的(僕がイメージする)なテイストも感じる歌手だ。
甘さ、かよわさを全く感じさせない(排除していると言っていいかも)、器楽的でもある歌声。
かなり個性的でもあり、僕にとってもぎりぎりの線だけれど、時々、無性に聞きたくなるヴォーカルだ。

JohnもRalphも美的なセンスとしてはMariaと似通ったものを感じる。
研ぎ澄まされた、透明な、冷たい、そんな形容詞が頭に浮かぶけれど、
同時に、やるせないくらいエモーショナルな部分が、このトリオにはある。

多くの人はJohnとRalphの作る雰囲気を想像するのだと思う。
Mariaが加わることで、透明性などqualityの変化は無い。
でも、アルバム全体の雰囲気を支配しているのはMariaの特異な個性であり、
Mariaを知らない人は想像できない味わいだと思う。
もちろん、このトリオは理想的なバンドで、3者の個性が上手く入り交じっているので、
「支配的」という言い方は強すぎるかもしれない。

このアルバムの大部分がRalph、Johnの作曲によるもので、僕の知っている曲も数曲ある。
二人の曲の味付が、こんな風に変わってしまうのも面白い。

しかしRalph Townerの書く曲っていいなあ。
ゲイリーとのduoアルバムOracleでも演奏されていたal tramontoの素晴らしさったら!

phone
このCDをきっかけにMariaの作品を何枚か買っている。
EgeaからはPhone, Un Veliero all' orizzonte, Napliaの3枚。
1枚目はJohnが、2枚目はPietro TonoloとBebo Ferraが3枚目はRita Marcotuliが参加した好盤。
特にPhoneは怖いジャケであるが、どこか遠くに旅行に行ったような気分になれる。

Versoと同様、Provocateur レーベルからリリースされた Nel Respiroは、おそらく最新盤。
John, Ralphに加えてSteve Swallowが参加した豪華盤であるが、実験的な要素が強すぎて、
僕には良く分からない1枚だった。

それから、Splashレーベルからは、 EnzovPietropaoli名義でStolen Songsというアルバムがある。
これは、ビートルズ、ドアーズ、プリンス、U2、ピストルズ、バカラック、色々な ポップスのカバー版。
Danilo Reaが参加するピアノトリオDorctor3のベーシストEnzoのポップス好きが良く分かるCD。
dsのRoberto Dani、pのGlauco Venierなんて意外なメンバーのポップな演奏を聞けるレアなアルバムだ。
ここでは、Mariaの結構チャーミングな地声を聞くことができる。

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Maria Pia Devito/ Verso(Provocateur)
Maria Pia Devito、John Taylor(p)、Ralph Towner(g)
'00/1月録音


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