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January 10, 2005

Some other time – A Tribute to Chet Baker –

someother_timeSome other time – A Tribute to Chet Baker – (Alfa Jazz)

プロフィールのところに、ヒネクレたジャズが好きと書いたが、これは決してそうでは無い1枚。
昨日はずっとノーマを聞いてて、今日もその続きと思っていたのだけれど、
CD棚を眺めていたら、このアルバムが急に聞きたくなった。


演奏者は、Richie Beirach(p), Micheal Brecker(ts), Randy Brecker(tp), John Scofield(g), George Mraz(b), Adam Nussbaum(ds)。
もっとも、全員参加のsextetの演奏は無く、曲によって編成が変わっている。


録音が’89年、確かChetが亡くなって、暫くしてリーリスされたのだと思う。
就職前後の数年間、ジャズから離れていた時期だったけれど、Chetが亡くなってしまったことを友人から聞いて、遺作のような雰囲気のLet’s get lostと、このアルバムで、すぐに手に入れた覚えがある。

アルバムはRichie Beirachのテイストで一杯。
バイラークは時にはでしゃばり過ぎ、小ざかしいと感じることもあるのだが、このアルバムでは程良いポジションにいると思う。
10曲中5曲が、バイラークの作曲、残りは有名なスターンダードが並んでいる。
Alone together, バイラークのオリジナルParadoxの2曲を除くと、バラッド或いはミディアムテンポの曲が続き、Chetへの告別の想いが感じ取られる。
バイラーク作のBroken Wing, Sunday songs, Leaving...も、Chetに捧げるために作ったのだろうな。
皆、とてもいいメロディ。
Sunday Songsは美しいバラッドで、Richie, Michealの抑制の効いた、でも言いたいことはキッチリ言うプレイが聞くことが出来る。

このアルバムで嬉しいのは、ジョンスコのプレイを沢山聞けること。
彼の演奏は何時でも素晴らしいけれど、普通のジャズフォーマット(?)での表現もいい。
これでもか、ってコブシが入るのだけど、それも彼の愛すべきところ。

僕のこのアルバムの一番のお気に入りは、RandyとピアノトリオによるIn your own sweet way.
George Mrazのベースが、とってもチャーミング。
テーマのピアノレストリオの部分、interludeのバッキングなどなど、ベーシスト必聴と思う。
Some other timeでの目の覚めるようなソロ、Inborn(これもバイラーク作)でのアルコ、Mrazはやっぱりかっこいい。
・・・・Mrazは突き抜けたところが無いところ(失言?)が、いいのだな。

<ジャズ(アメリカ界隈)>

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