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January 08, 2005

Franco D’Andrea New Quartet / Jobim

jobim何を書こうかと迷ったのだけれど。。。。最初の1枚はこれ。
Franco D’Andrea New Quartet / Jobim(philology W125)

イタリアの重鎮ピアニストFranco D’Andreaが’97に録音したジョビン集。
音楽の面白さだけでなく、他の意味でも、僕には大切なアルバムだ。

イタリアのジャズなんて、それまで殆ど知らなかったのだけれど、
SJ誌の広告「変態なジョビン集(違ったかな?)」に、ついつい惹かれてしまった。
全11曲、ピアノトリオ、asを加えたカルテット、ピアノソロが並んでいる。

New quartetの名前の通り、D’Andreaは若いミュージシャンを集めている。
A saxはAndrea Ayace Ayassot。
時代を反映してかKenny Garrettの影響もチラホラ伺えるけれど、コニッツのような老獪さ、つかみどころの無さを持つ、不思議なアルトだ。

僕はコニッツ、P. Bleyのような、つかみどころの無さ、一歩間違えると危ないユーモアのある演奏が好きなのだけれど、
D’Andreaもそんな味わいのあるミュージシャンだった。
bのAldo Mella、dsのAlex Rolleも似たようなタイプ。

ピアノ、アルトを核に、付いたり離れたり、4人でメロディを織るように作っている。
全部を埋めることはしないで、スカスカな部分が沢山の演奏。
でも、それぞれのフレーズは熱くて、胸にぐっと来るんだな。
なんとなく、このメンバーの音の織物で、青い空を透かして見たくなる。

大好きなJobimの曲が続くのだが、強いて好きな演奏を挙げるとしたら、Girl from Ipanema, Onece I loved,Dindiかな。
イパネマには、いい加減にも思える演奏に衝撃を受けた。

このバンドは他にも
Ballads and Rituals (Philology)
Combinazione 1 (viaveneto jazz)
それから、このカルッテトを核とした11人編成による作品もリリースしている。

Ballads and Ritualsは、Jobimに負けず劣らずのアルバム。後の2作は、それほどでもない。
ダンドレアを除く若手3人だけれど、今も活動しているのは、おそらくdsのAlex Rolleのみ。
Andrea Ayace Ayassotはその後の活躍を期待していたのに、残念でたまらない。

話を最初に戻すと、このアルバムをきっかけに、僕はイタリアジャズに嵌りこんでしまった。
それから、情報収集でインターネットを使い始め、そこで何人かの友達も作ることができた。
そんなこともあって、これは大切なアルバムだ。


<ジャズ(イタリア)>

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